2016年 03月 08日
驚きの『サーモン』パワーを検証中! |
サーモンといえば
サーモンピンクという色があるほど、特徴的なオレンジ色をしていますが、
意外にも分類は白身魚なんです。
マグロなど赤身魚の色は
ヘモグロビンなどの色素たんぱくですが、
サーモンのオレンジ色はアスタキサンチンというカロテノイドの色です。
カロテノイド
野菜に含まれるβ-カロテンなど多くの種類があり、
その中でもアスタキンサチンの抗酸化力はとても強く、
β-カロテンの40倍、ビタミンEの500倍もあります!
そもそも鮭は
生まれ故郷の川をさかのぼって子孫を増やします。
これが鮭にとって最大の試練です、
天敵動物や強烈な紫外線にさらされ、
体力を極限まで消耗しながら泳ぐ時のパワーの源がアスタキサンチンなのです。
アスタキサンチンは
体内の活性酸素を除去し、免疫力を高め、
自然治癒力を高めてくれるとされ、ガン予防、血行を改善し、
悪玉(LDL)コレステロールがたまるのを防ぎ、
心筋梗塞や脳卒中の予防に効果的だと言います、
さらに
アスタキサンチンの抗酸化力は、
体全体を若返らせ、目の疲れや、白内障、皮膚の老化、
そして胃潰瘍も改善してくれるのだとか・・・。
最近良く効くピロリ菌
これに感染すると、殺菌のために大量の活性酸素が発生するのですが、
増えすぎた活性酸素は胃壁そのものを攻撃してしまいます。
アスタキサンチンはピロリ菌そのものを殺菌する作用は少ないのですが、
増えすぎた活性酸素を消滅させることにより、
胃壁の炎症を抑え、胃潰瘍を防いでくれる効果に期待が持たれています。
美味しく健康に、自然の恵みに感謝していただきます(合掌)。
出典元
田川ひろぶみさん
by usagiyakyouto
| 2016-03-08 15:21